■配分計算

算定方式の「総額配分」を指定した場合は、予算総額と総額配分予算の設定をします。
総額配分予算を総額配分予定の金額に合せると、対象者に予算総額とほとんど誤差のない金額で配分します。

配分計算の対象となる算定方式は「個人別計算」と「総額配分」の2種類です。

「金一封」と「特別加算金」は、実行時入力で金額決定しています。
算定方式の左側の金額は、それぞれの決定金額です。

「個人別計算」と「総額配分」は「計算」ボタンをクリックすることで決定します。
予算総額の右側の括弧内金額は、合計の決定金額です。

配分実行メニューで「単位:1000円」「端数処理:四捨五入」にすると下記のようになります。


☆参考☆

■配分基準を設定する

配分基準毎に算定方式を設定します。

算定方式は以下の4種類あります。複数の算定方式を組み合わせることができますので、設計の自由度が大きく、設計者の考え方を十分に反映させることができます。

【個人別計算】(基礎額A、基礎額B、各種係数、支給係数)
【総額配分】(基礎額A、基礎額B、各種係数)
【金 一 封】(実行時入力)
【特別加算金】(実行時入力)

個人別計算は、全員の金額が確定しないと総額を把握できないのに対して、総額配分は、個人別計算とほぼ同様の設定をしますが、あらかじめ総額を定めて個人賞与額を逆算します。

したがって、総額配分方式で500万円の予算と定めれば、その予算をオーバーしたり足りなかったりすることがなく、ほぼピタリの金額になります。

金一封は、パート社員等に対して個別に「甲さんは50,000円」、「乙さんは30,000円」という設定をする場合に活用します。

特別加算金は、報奨金などを賞与に加算して支給するときに活用します。

■係数を設定する

各種マスタで設定した項目や等級、評価など★印の係数は、設計時にあらかじめ係数を設定しておくことで自動的に定まるように設定することができます(実行時入力も可)。
実行時に係数を入力する手間が省け、入力ミスを防ぐことがきます。

また、実行時入力が必要な係数も「規定値=1.00」が設定されているため、全員を入力する必要はありません(出勤係数の場合、欠勤がなかった者は全員1.00です)。

「評価」等をポイントの積上げ方式で計算する場合は、係数の上限が999まで設定できますから、実行時入力を選択することで対応できます。

※係数もポイントも総額配分の計算上は同じ扱いとなります
例)甲乙丙3名の評価係数がそれぞれ1.2、1.3、0.8の場合と、評価ポイントがそれぞれ120、130、80の場合とでは、まったく同額の支給額になります。

「コース」と「入力1」の間には、各種マスタの自由設定項目(自由1〜自由5)が定められている場合に表示されます。

サンプルは「入力1=在籍」の設定になっています。

支給係数は、一般的な「基本給×支給月数」を例とした場合、月数に相当します。評価ランク別に支給係数を設定することができます(評価係数を別に設けることもできます)。

[例1]基礎額の半月分を保障する
  支給係数を一律で0.5に設定します
[例2]平均を基礎額の2ヶ月として、評価結果により差をつける
  支給係数を評価ランク別に定めて標準を2.0に設定する
  又は支給係数を一律2.0に設定し、評価係数を別に設ける

■設計の具体例

※この例では、期の中途で入社した社員について「在籍係数」を設けて減額調整をします。

[例1]予算500万円

基本給の1ヶ月分を最低保障し、残額は評価結果に応じた総額配分方式で設計する。

【個人別計算】

(基礎額A=基本給)×出勤係数×在籍係数×(支給係数=1.00)
・・・個人別に賞与額が定まります→全員で230万円になりました

【総額配分】

(基礎額A=基本給+職務手当)×出勤係数×在籍係数×評価係数
・・・これを予算(500万円−230万円=270万円)で配分します

[例2]予算500万円

賃金項目を基礎額A、基礎額Bに分けて総額配分方式で設計する。

【総額配分】

{(基礎額A=本給)×出勤係数×在籍係数}

+{(基礎額B=仕事給+職務手当)×出勤係数×在籍係数×評価係数}

・・・これを予算(500万円)で配分します

[例3]予算500万円

賃金と非連動の総額配分方式で設計する。特別加算金の対象者がいる。

【特別加算金】

対象者3名の総額が20万円

【総額配分】

(基礎額A=対象者全員一律定額)×等級係数×出勤係数×在籍係数×評価係数
・・・これを予算(500万円−20万円=480万円)で配分します

これ以外にも様々なやり方で設計することができますのでお試しください。



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