人事制度を3か月で作りたい

人事制度の設計・運用にはそれぞれ多大な時間がかかり面倒な作業
があります。また、会議・打合せのやり方によっては予定どおりに進ま
ないこともあります。それを解決すれば3か月で作ることは容易です。

1990年代前半の設計事情


1990年代の前半、まだパソコンは1人1台の時代ではありませんでした。
その頃の人事制度設計はものすごく大変で、中小企業に対する設計見積で1千万円以下なら「安いなあ」という感覚でした。

時間のかかる作業の代表的なものに「賃金診断」があります。今でこそ専用ソフトで短時間の処理が可能ですが、当時は表計算ソフトをメーンツールとして活用していました。表計算ソフトのグラフは見栄えが悪くて(そこは現在でも変わっていないようですが)、方眼紙に手書きでプロット図や複合グラフを何十種類も作成しました。人数にもよりますが、作業にかかる日数は何日というレベルではなく、終わったときは自分に対して「お疲れ様」と褒めてあげたい気分でした。

設計作業も表計算ソフトではデータをすべてリンクさせることは難しく、1か所数字を変更すると何か所もチェックしなければならず、たった1つの些細なミスから(ミスがミスを呼び)1週間以上の手戻り仕事が発生したこともありました。

また、人事制度は企業が運用することを考えて設計しなければなりません。企業がどのような運用ツールを使うことができるのかも重要なポイントです。当然、当時は表計算ソフトでできるレベルの運用管理方法しか組み込むことができず、本来やりたい方法は別にあっても我慢しなければなりませんでした。

人事制度の設計・運用ツール じんじ屋エール

このようなことを解決するために開発をしたのが「じんじ屋エール」です。

当時もいくつかの人事制度ソフトが存在していましたが、いずれも○○方式の人事制度が作れますという企画物ばかりで、自由な発想で設計できるものは見つかりませんでした。
なければ自分で作っちゃえ、というのが「ものづくり屋」の短絡思考ともいえるところで、それから何十年もこの業界に携わっています。

1995年に「じんじ屋エールVer1.0」を発表しました。
この時のツールは「賃金体系PRO」のみで税別598,000円でした。今では少し高いと感じますが、当時は数百万〜1千万円超のツール(しかも設計の自由度が低い企画物)しかなかったので、ある意味激安ともいえる価格でした。

Ver1.0の最大の特徴は、設計の自由度を大きく引き上げたことでした。じんじ屋エールのコンセプトは「自由設計と連動性」で、特定の手法にはこだわらないことに拘って開発しています。ただし、本当の意味での連動性についてはVer2.0まで待つことになります。

2003年に「じんじ屋エールVer2.0」を発表しました(賃金体系シリーズは2002年にフライング発表)。現在はVer2.5まで進化しており、これを完成形と位置付けています。

現在のラインナップは、オプションツールや番外編を含めると10種類以上になります。
設計したものは、すべて同ツール(運用機能のみの廉価版もあります)で運用することを前提にしていますので、設計でやりたかったことを我慢する必要がなくなりました。
じんじ屋エールは、企業規模、社内設計の有無等に応じて最適なツールを組み合わせてご活用いただくことができます。

また、2009年に発表した人事おたすけ隊ビジネスツール就業規則STDの発展版「就業規則EVO」も同じような発想から生まれたものです。

長い前置きとなりましたが、以上により、3か月で人事制度を作るためのツール群が用意できました。

※トップページの「ベストチョイスは?」で最適ツール探しをお手伝いします。

人事制度の設計

人事制度を3か月で作るためには、設計時における関係者のスケジュール管理も重要な事項となります。
期間中の設計会議・打合せは5〜6回必要になりますので、頻度は半月に1回程度となります。
特に評価要素・着眼点の作成は、やり方によっては会議出席者だけでなく多くの社員の協力を必要としますので、次回会議・打合せまでの期間を少し長めにとることも考えたいところです。
次回会議・打合せの内容が、設計者の作り込んだ内容確認(報告事項と審議事項)だけならば、その間の設計者のスケジュール管理だけで済みます。設計者がいくつも仕事を掛け持ちしている場合はともかく、抱える仕事に余裕があれば半月程度のスパンでの開催は問題ありません。

続3ヶ月で作る!人事制度のツボ(設計していく様子が分かります)


人事制度の運用

さあ、設計が完了したら、いよいよ運用です。
いきなり正規運用を開始してもかまいませんが、心配ならば試しの運用期間を設定しても良いと思います。
特に人事評価制度は、実際に評価してみたら思わぬ結果になって困ってしまったという話を聞くことがあります。評価者に問題があるならば、評価者研修を実施して同じ目線で評価できるようすることで解決できます。評価者の問題ではなく、評価制度の内容そのものに問題を抱えていることもあります。そのような場合は、評価要素の変更、評価要素ウエイトの変更、調整方法の変更などを検討します。
試しの運用期間を設ければ、新旧それぞれの評価制度の方法(制度化していなくても何らかの評価が行われている場合はそのやり方)で実施し、比較検証をすることができます。

なお、試しの運用期間を設定しなくても、じんじ屋エール(人事評価PRO・人事評価PRO-S)の「テスト入力(設計機能)」でシミュレーションを行うことができます。

「シャチョーさんとカチョーさん」シリーズ「評価シミュレーションその2」
これを読めば「テスト入力」の使い方が分かります。


じんじ屋エールを活用して、3か月で「使える制度」作りませんか?

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